NRI社会情報システム

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第21回NRI顧客セミナー

「シルバー人材センターの未来を対話で紡ぐ~10年後にも続く魅力とは~」

2024年6月21日、NRI社会情報システム(以下、NRI社会情報)は、シルバー人材センターの役職員を対象に、毎年恒例の「NRI顧客セミナー」を開催しました。 会場とオンラインのハイブリッド形式で実施し、約500名が参加する盛況な会となりました。 第21回目となった今回のセミナーでは「シルバー人材センターの未来を対話で紡ぐ」を全体テーマに据え、 基調講演として秋田県の高齢者のeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」オーナーの須藤氏を迎えました。 また、「個人の意思を組織の力に」と題した講演では、テーマに沿った「対話」の重要性を提言するとともに、 参加者の皆様が実際に対話するワークショップを実施しました。




冒頭のあいさつでは、NRI社会情報の大多和俊明社長から、「みなさまが忙しい日々をひととき忘れ、 未来のシルバー人材センターを一緒に対話する場となれば」と、今回のテーマ設定の意図について説明しました。
続いて、マタギスナイパーズの須藤晃平氏による基調講演「世界を目指すシニアeスポーツチーム」では、 少子高齢化が国内で最も進む秋田県で、高齢者限定のeスポーツチームが発足された背景や活動内容とともに、 高齢者がeスポーツに取り組むことの意義や、チームでいきいきと活動する高齢者の方々のリアルな話を聞くことが出来ました。




また、メインとなる講演「個人の意思を組織の力に」では、事業共創コンサルティング部の加藤貴一さんと経営コンサルティング部の小田真琴さんから、 「変化の時代といわれる昨今、「対話」を通じて組織の在り方を考えることの重要性が一層増している」ことを述べました。さらに講演中に、 参加者が実際に対話するワークショップを行い、短い時間ながらシルバー人材センターの役職員のみなさまが講演内容を実感する場となりました。



最後に「変わる高齢者の就業意識・行動」として、全国の高齢者3,000名を対象に実施したアンケートの結果について、 NRI社会情報 事業企画部の中村雅彦さんが報告しました。シニア世代の就労状況や、シニア世代の生活・就労価値観の変化が主な内容でしたが、 とりわけ、一般の高齢者と比較して、シルバー人材センターで就労している会員は生活満足度が高いこと、健康状態が良いことなどが、参加者から大きな注目を集めました。

NRI社会情報システムは、NRIグループの社会価値共創の一環として、少子高齢化社会を豊かにしていくための情報発信と価値創造を、これからも積極的に行っていきます。