NRI社会情報システム

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第18回NRI顧客セミナー

「デジタル時代のシルバー人材センター」

NRI社会情報システムは、第18回NRI顧客セミナーを、全国のシルバー人材センターの役職員向けに行いました。
初めてのライブ開催であり、過去最多の310名のお客さまが参加しました。

今回のメイン講演である「デジタル社会が生み出す機会~シルバー人材センターの新たな活路~」では、社会のデジタル化によって新たに生じるシニア世代の働き方や、「アナログ」の価値の再定義、シルバー人材センターの変革の必要性について、野村総合研究所社会システムコンサルティング部の水之浦啓介様と、名武和代様が提言しました。
基調講演では、野村総合研究所未来創発センターの神尾文彦研究理事が、「テクノロジーで『まち』はどう変わるか?~ポストコロナの地域戦略~」というテーマで話し、海外における行政のデジタル化の事例を盛り込みながら、今後デジタル化が進む地方において、シルバー人材センターの存在感が増す可能性について紹介しました。

講演に先立ち冒頭挨拶では、弊社社長小松隆より、コロナ禍が人の心にもたらした光と影、「Well-Being」と「分断」を例に挙げ、顧客理念である「生きがい就労」や「共助」の考え方の尊さについて説明しました。
最後に、全国の高齢者3000名を対象に実施した「変わる高齢者の就業意識・行動」アンケートの結果を、弊社の田中丈久より報告しました。コロナ禍がシニア世代の健康や仕事に与えた影響や、「社会のデジタル化」への意識の報告は、高い関心を集めました。

NRI社会情報システムは、NRIグループの社会価値共創の一環として、少子高齢化社会に関する情報発信と価値創造を、これからも積極的に行っていきます。