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期末期首の処理について(経理システム 16年基準編)

経理(16年基準)について、年度末に多いお問合せをまとめました。
各処理については、新連合システムTOPページ>操作マニュアルの第21章に詳細が掲載されていますので、併せてご覧ください。

また、経理(20年基準)についても、、新連合システムTOPページ>操作マニュアルの第22章に詳細が掲載されていますので、そちらを参照してください。

以下の年度末処理に従って手順を進めてください。

処理手順

関連するFAQ        

[仕訳伝票]メニュー

1.当年度分の伝票入力と確認

当年度分の伝票の入力漏れや間違いがないか確認します。
決算整理(棚卸表)を作成し、減価償却など期末に計上すべきものがあるかを確認します。
(詳細は、シルバー人材センター事業 会計・経理の実務手引きP173を参照してください)

①仕訳伝票の入力
当年度分の仕訳伝票を入力します。
各帳票の出力と確認

[
仕訳伝票]メニューの[各種帳票作成]から、『伝票清書』、『伝票入力確認リスト』、『日計表』を出力します。



来年度の仕訳伝票を入力できますか。

使用する科目を追加するにはどうしたらよいですか?

“変更できません。”メッセージが表示されます。

伝票入力確認リストを再発行することはできますか?

伝票入力確認リストに“削除”と表示されています。

連動後の画面に科目が表示されない場合があります。

“[決算処理中の]ため、[計上日=当年度の登録は]できません。メッセージが表示され伝票の修正・新規登録ができません。

[随時集計]メニュー

2.月締め処理(仮決算処理)
3月度の月締め処理を行います。
同時に仮決算処理となりますので、各帳票を出力し、当年度における取引の正確性を検証します。
①残高の確認

[
随時帳票]-[残高照合]より流動資産・流動負債等の残高の確認と帳票の出力を行います。
②各帳票の出力と確認
『合計残高試算表』、『予算執行状況報告書』を出力します。
③月次決算帳票の出力
月締め処理として、[随時帳票]より、決算チェック結果の確認と決算3帳票(収支計算書・正味財産増減計算書・貸借対照表)の出力を行います。
各帳票に間違いがある場合→1.当年度分の伝票入力と確認に戻り、伝票の入力に間違いがないか確認・修正してください。
決算チェックに×がある場合→伝票の確認・修正が必要です。詳細は、手引きを参照してください。
各帳票が正しく決算チェックが全て○→3.決算処理へ

当年度の消費税を未収・未払いへ計上する場合 →手順4.消費税へ

年度更新前に4月分で入力した伝票を随時帳票から確認できますか?

決算処理から出した合計残高試算表の金額が、随時帳票から出力した合計残高試算表と違います。

決算処理から出した予算執行状況報告書の金額が、随時帳票から出力した予算執行状況報告書と違います。

決算処理で、保管用の総勘定元帳は、どこから印刷すれば良いですか?

決算チェック結果について

決算チェックで⑪が×になります。

[決算処理]メニュー

3.決算処理
各計算書類や会計帳簿の出力と確認を行います。

①繰越仕訳確認表の出力

[
決算処理]-[決算準備・年度更新]より『繰越仕訳確認表』を出力し、各勘定の締め切り処理を行います。
各決算帳票は、『繰越仕訳確認表』が印刷済みでないと出力できません。
②決算チェック

『決算チェック』を実行します。
×がある場合→伝票の確認・修正と各帳票の印刷が必要です。詳細は、手引きを参照してください。
全て○→『決算チェック結果』を印刷します。
各決算帳票は、『決算チェック結果』が印刷済みでないと出力できません。
③帳票の印刷と確認
『収支計算書』、『正味財産増減計算書』、『貸借対照表』を出力します。
<繰越仕訳の削除>
帳票の数字に間違いがあり、伝票の修正や入力が発生した場合は[繰越仕訳削除]を行ってください。伝票の入力・修正後、各帳票の確認を行い、再度①繰越仕訳確認表の出力からやり直します。
④残りの決算帳票の出力

『合計残高試算表』、『予算執行状況報告書』、『総勘定元帳』、『予算差引簿』、『補助簿』を出力します。

決算チェック結果について

決算チェックで⑪が×になります。

決算処理で、保管用の総勘定元帳は、どこから印刷すれば良いですか?

総勘定元帳を印刷中に紙詰まりを起こしてしまいました。途中から印刷することはできますか?











[消費税]メニュー

4.消費税処理
集計額の振り分け処理と消費税帳票の出力を行います。

①消費税の集計
[消費税処理]-[消費税計算]をクリックし、消費税区分の集計を行います。出力条件画面
消費税集計処理:しない
 
前回振分けた続き、振分け処理後の検索をする場合に選択。
消費税集計処理:する
 消費税処理をはじめるときに選択。振分け途中の場合は、振分け前の状態に戻ります。
※詳細は右記のFAQを参照してください。
②振分け
<収入><支出>それぞれのタブで振分けを行います。
[登録]ボタンをクリックします。
赤字で表示された行は、各科目の[決算額]と消費税区分の集計額が一致していないためです。正しい消費税区分に振分けてください。「その他」項目に金額が表示されている場合は、該当項目へ振分け「その他」には(0ゼロ)を入力します。
※振分け途中で画面を閉じる場合は、一旦[登録]ボタンを押して閉じます。再開するときは、“消費税集計処理=しない”を選択して開き、振分け処理を続けます。
全ての科目を振り分けた後、[登録]ボタンをもう一度クリックし確認します。

③保存
振分けが終わったら[登録]ボタンをクリックします。

[
決算額]と振分けた金額が一致していない場合“入力内容に誤りがあります”メッセージが表示されます。振分けを修正後、保存してください。
⑤各帳票の印刷

[
帳票・処理を選択してください]から『収支計算書明細書(収入)』、『収支計算書明細書(支出)』、『納付税額計算概表』、『計算表』、『付表2』、『申告書』を出力します。

当年度の消費税を未収・未払いへ計上する場合
 →消費税処理終了後、未収・未払い伝票の入力を行います。
   伝票入力後、“消費税集計処理=しない”を選んで
  [消費税集計]画面を開き[決算額]に反映された租税公課
  支出の振分けを行い、必要な帳票を出力し 手順3.決算へ


消費税処理を行わない場合
 →マスタを変更し手順5.へ
  消費税計算を行わない場合はどうすればいいですか?を参照してください。

消費税集計処理で、“する”と“しない”どちらを選べば良いですか?

消費税計算は、どの区分に振り分ければいいですか?

「納付税額計算概表」の「3.不課税収入」の「(1)特定収入」の「補助金収入②」の金額と、「使途特定計」の金額が一致しません。

消費税集計後に伝票の修正が発生しました。

消費税画面に表示されない科目があります。

消費税計算を行わない場合はどうすればいいですか?
















[予算管理]メニュー

5.次年度の予算入力と予算確定

①当初予算の入力
[
予算管理]-[当初予算入力]を開き、各科目の予算額を入力します。
②当初予算一覧表の出力

[各種帳票作成]メニューから、
『当初予算額一覧表』を出力します。
③当初予算の確定
当初予算入力と帳票の出力が終わったら、[確定]ボタンをクリックします。確定処理を行った後に、当初予算入力を修正する場合は、画面上の[確定解除]をクリックしてください。年度更新をするまでは、確定解除を行えます。年度更新後に修正が必要な場合は、コールセンターに連絡してください。

当初予算を入力するタイミングはいつですか?

来年度から新たに追加する科目の当初予算を入力するには、どうすればいいですか?

当年度の当初予算の入れ間違いがありました。訂正するには?

補正予算入力の「計上日」は、いつの日付を入力すればいいですか。

[決算処理]メニュー

6.年度更新処理

[決算処理]-[決算準備・年度更新]の画面を開き、[年度更新]をクリックします。
すべての処理が“処理済”になっていないと[年度更新]ボタンは表示されません。“未処理”に残っている処理を終わらせてから、年度更新を行ってください。

最終更新: 2011-04-18 21:50